こだわりの製法

当製油所は「玉締めしぼり」という伝統的な製法により搾油しています。
玉締めしぼりは、ほどほどの圧力でゆっくり搾るため、風味や成分が損なうことなく良質の部分のみを搾りとることができます。さらにそれを紙のフィルターでじっくりとやさしく濾すことにより、純度100%の三原椿油が出来上がります。大量生産には向かない手間のかかる製法ですが、だからこそ、肌にも髪にもそして料理にも自信を持ってお使いいただける品質の高い純粋な椿油ができるのです。

 

1.「ヤブ椿」の実をよく乾燥させた後、1粒1粒丁寧に選別します。
2.粉砕機で粉末状に細かく砕きます。
3.桶に入れて高圧の蒸気で5分間程蒸します。
4.蒸し上がったらナイロン製の布で包み「玉締め式」圧搾機で1時間程圧力を加え油を搾ります。
5.搾られた油は一晩静かに置き、不純物の沈殿を待ちます。
6.翌日、紙(活性炭)フィルター/0.5ミクロンのフィルターなどの順で静かにゆっくりと濾過をして製品にします。「三原椿油」の搾油法は、古典的な大変手間のかかる方式ですがより純粋で、より上質な椿油を作る為には最適な伝統製法です。